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日本独特のファッションスタイリングは、西洋の文化やファッションへの嗜好に影響されていものをがほとんど。ストリートウェアの生みの親と呼ばれる藤原ヒロシ氏や、A BATHING APEの発案者であるNIGO氏など、西洋のインスピレーションを受けた人たちは、時代とともに両文化の要素を融合させ、今日の日本独自のストリートファッションの基礎を築いていきました。

ここでは、注目の人気ファッション誌を3つご紹介します。

MEN’S NON-NO

「MEN’S NON-NO」は、1987年に東京に本社を置く集英社から創刊され、大ヒットした女性誌「NON-NO」のメンズ版です。「MEN’S NON-NO」は、最も人気かつ広く読まれているメンズ雑誌のひとつであり、ストリート、モダン、ハイファッション、フォーマルなど、さまざまなメンズスタイルを網羅しており、年齢や趣味を問わず幅広い読者層に支持されています。

誌面の大部分はファッションに関するものですが、人気の飲食店やライフスタイルの提案、スポーツ報道など、ファッション以外のテーマに焦点を当てたページもあります。

また、「Streetsnaps」コーナーでは、日本をはじめとする世界のファッションの中心地から、目を引く歩行者のトレンドを紹介し、読者にスタイルのインスピレーションを与えています。

さらに、ストリートウェア界の巨匠、藤原ヒロシ氏による連載記事も見逃せません。運が良ければ、ポケットサイズの限定版の記念品が付録として挟み込まれることも…!

GRIND

ラフなストリートウェアのトレンドと、より洗練されたファッション性をうまく融合させた雑誌といえば、「GRIND」でしょう。創刊当初は、月刊誌ではありませんでしたが、人気が急速に高まったことで、より定期的にリリースされるようになりました。

ネイバーフッド、WTAPS、シュプリーム、A Bathing Apeといったストリートウェア界の大御所たちの最新リリースを掲載する一方で、業界ではあまり知られていないレーベルも掲載しています。「GRIND」のエディトリアルは通常、その優れたスタイルとデザインにより、さまざまなファッションサイトで人気を博しています。

また、幅広いファッションテーマだけではなく、ホームプロダクトや便利アクセサリなども掲載されており、販売中のトレンドアイテムを網羅した内容となっています。

POPEYE

「POPEYE」は、1970年代に創刊された最も歴史のあるファッション誌のひとつ。現在では、若いファッショニスタのための代表的なメンズウェア誌としての地位を確立しています。また、ストリートウェア界の著名人を起用したエクスクルーシブなエディトリアルを数多く掲載しており、「有名」な雑誌であると言っても過言ではありません。

今日までに、計800号以上発行されており(現在も継続中)、日本のファッション・ライフスタイルシーンを代表する雑誌として、大人の読者からも支持されています。

誌面では、美しいヴィンテージスタイルに加えて、スマートな服やアウトドア、料理などの魅力的な情報を掲載しています。また、通常のガイドブックには載っていない、隠れた名店や地元の名店、評価の高いショッピングスポットなどなど…ライフスタイルの楽しみ方全般を紹介しています。